Kids Perform Challenge

演じた数だけ、子どもは強くなる。

【時間通りに進まない】遅刻せずに行動するには

相談室

2019.04.23[TUE]

Qレッスンに向かう途中にわが子がぐずぐずしてしまいます。
時間通りに行動することが出来ず、レッスンに遅刻することもあって困っています。。。
(3歳9ヶ月女児母より)

A「時間通りに進まない」と理解したうえで行動してみるのはどうでしょうか。

テアトルアカデミーでは
「こどもたちに入室の段階からしっかりとレッスンに参加してほしい」という考えから、
レッスンでの遅刻は出来る限りしてほしくないとお伝えしています。

親御様の中には「時間通りになんとかしないと」と
真摯に受け止めて対応いただける保護者様も多くいらっしゃいます。

とてもありがたい限りなのですが、
中には時々時間に追われて親子共にぴりぴりしたムードでレッスンにお越しになり、
お子様が疲れた表情で参加する。
気持ちが下がった状態でレッスンに参加してしまっているケースも見受けられます。

当社だけに限らず、どんな習い事やイベントも、
親子共にストレスを抱えた状態でレッスンを受講されてしまうのは
非常にもったいないと感じます。
どの年代でもレッスンに向けての心的な環境の配備は重要ですが、
とくに3歳4歳の月齢のお子様には配慮しておきたいことのひとつです。

子役時代に活躍をして今は大人のタレントとして活躍している方の保護者様にお話を聞いたところ、
口を揃えて同じようなお話されることがあります。
それは、「大人の思うとおりにいかないことを楽しむしかない」というコメントです。
3歳4歳の子に完璧に時間通りに行動してもらうことはなかなか困難です。
だからこそお子様の特性や傾向を考え、親子共に楽しく活動できる方法を探るのだそうです。

とある保護者様が仰っていた言葉が印象的だったのでご紹介します。
1つのアプローチの参考例としてご覧ください。

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わが子は自然の観察が大好きです。
普段から遊びに行く途中でも草木・生き物に敏感で、ある程度納得いくまで観察する子です。
レッスンに向かう途中に大きな木があるのですが、そこも大好きな場所です。
30分から1時間程度最寄の駅に早く到着できるように準備し、
もしその場所でゆっくり観察したい様子が見受けられたら、
その時間を楽しめるよう、時間に余裕を持ってレッスンに向かっています。

日によってそこまで興味を示さないときもあります。
その際はレッスンの練習をゲーム感覚で親子で行うようにしています。

どちらの時間もこどもの発見や感動・出来たことを受け止めて
「そうだね」「おもしろいね」と伝えると、
わが子は親子で喜びを共有できそうなものを次々とみつけてくれます。
この経験がレッスンで他の子の様子を観察するのに役立っているように思います。
何よりこれまで以上にレッスンにでかけにいくことが親子共に楽しくなったように思います。

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どうしても時間は限られてしまうのですが、「遅刻しないようにするにはどうするか」よりも
「レッスンの到着までの時間をどう楽しむか」を考えてみる。
この考え方で親御様の負担も軽減されるかもしれません。
もし良いアプローチ方法などございましたら、当サイト担当までお知らせください。

こちらでも共有させていただきます。